ワークショップ「Digital Archive Networkの構築に向けて」(2012-7-24)

2012年7月24日、札幌市中央図書館でワークショップ「Digital Archive Networkの構築に向けて」が開催され、
当法人も「NPO法人デジタルヘリテージデザインの取り組み〜デジタル化の現場から思うこと」と題した口頭発表で参加させていただきました。

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【ワークショップ開催趣旨】
公共的な知的資産のデジタル化を進め、インターネット上で電子情報として共有・利用できる仕組み(デジタルアーカイブ)の構築による知の地域づくりに向けて開催された、総務省「知のデジタルアーカイブに関する研究会」の提言を受け、デジタルアーカイブ支援ネットワーク(Digital Archive Network ; DAN)(仮称)の構築を目指した知識の共有、意見交換のためのワークショップを開催します。

DANとは、デジタルアーカイブの技術・知識・ノウハウ等を収集・蓄積しMLA間で共有・継承する機能、デジタルアーカイブ構築・運営にあたっての相談窓口機能、都道府県レベル担当者への研修、地域の文化財とその情報のネットワーク上への提供機能等の役割を担う組織です。

今回のワークショップでは、特にデジタルアーカイブの構築・運営に関する関連機関や担当者の緩やかなネットワークの構築を目標とします。また、東日本大震災以降、デジタルアーカイブの役割も見直されています。東日本大震災に関するデジタルアーカイブの利活用性を高め、地域の歴史、文化、生活の記録の保存のみならず、震災の記録を将来の災害対策への活用につなげていくため、震災アーカイブの方向性、DANの役割等についても議論したいと思います。

 

主催: 総務省、筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター
協力: 札幌市中央図書館、メタデータ基盤協議会
協賛: インフォコム株式会社、大日本印刷株式会社、TIS株式会社、凸版印刷株式会社(読み順)