デジタルヘリテージデザインとは

特定非営利活動法人 デジタルヘリテージデザイン（略称DHデザイン／DH Design）は、貴重な文化財のデジタル化と活用を総合的にデザインすることを目指して設立されました。

文化財をデジタル化する方法は、デジタル化の目的、資料の価値、利用方法、デジタル化する技術、デジタル化予算、長期保存の考え方によって大きく左右されます。

デジタル化されたコンテンツが社会、教育・研究と広範に利用されていく必要があり、単にデジタル化するだけではなく、利用場面を考慮しデジタル化する仕様を決めなければなりません。加えて、安全に利用するという視点やデータの保護、アクセシビリティーへの配慮も重要な要素となります。

デジタル化された資料とひとことで言っても、著作権の問題や利用環境の変化、デジタル化の技術についてと解決する課題は多くありますが、さまざまな要素から最適な方法を探りだす必要があります。

私達は、現在浮上している”デジタル化”についての様々な問題をひも解いていき、さらにまだ問題提起されていないデジタル化にまつわる現実的な解決策を研究会やシンポジウムを通して共有また協議し、デジタル化をきっかけとして文化財の利用、保存を進めていくための事業を展開していきます。

【設立年月日】
2011年1月13日

【事務局所在地】
東京都文京区

【法人の目的等】
この法人は、学術資料等諸種文化財のデジタル化を推進し、学術研究の発展に資するとともに、学術資料のデジタル情報化に関する研究、人材育成及び技術の普及に努め、もって学術の振興と情報化社会の発展に寄与することを目的とする。
この法人は、上記の目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動を行う。
（１）学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
（２）情報化社会の発展を図る活動
（３）前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

【主な事業内容】
・デジタル化のコンサルテーション
・講習会の開催
・技術指導

【会員数】
24名（2014年7月現在）